総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(2/5水)

米中貿易戦争第2ラウンド開始 ただ、ドル円の本筋材料は関税ではなく米経済

———–2/4ドル円相場————————–

米関税巡る騒動一巡後にJOLTS求人でドル売り活発化 

OP154.640 HI155.519  LO154.172 CL154.319

———-2/4主な出来事—————————-

14:01 米国の対中追加関税10%が発効

14:20 中国財務省
「トランプ米政権の10%追加関税に対抗するため関税を課す」
「米国への新たな関税は10日に発行」
「米国産石炭とLNGに15%の関税課す」
「米国の原油や農機具、一部自動車に10%の追加関税」

24:00 アメリカ12月JOLTS求人件数 760.0万件
前回809.8万件(815.6万件)
予想800.0万件

24:00 アメリカ12月製造業受注(前月比) -0.9%
前回-0.4%(-0.8%)
予想-0.7%

———-2/4株式・債券・商品———————-

日経平均 38798.37△278.28
豪ASX  8373.976▼5.382
上海総合 —–
英FT   8570.77▼12.79
独DAX  21505.70△77.46
NYダウ 44556.04△134.13

日10年債利回り 1.279%△0.027
豪10年債利回り 4.4158%△0.0368
英10年債利回り 4.522%△0.035
独10年債利回り 2.396%△0.011
米02年債利回り 4.2137%▼0.0352
米10年債利回り 4.5105%▼0.0445

NY原油 72.70▼0.46
NY金  2875.80△18.70

———–2/5注目材料————————–

<国内>
08:30 12月毎月勤労統計(現金給与総額)

<海外>
06:45 10-12月期NZ失業率
06:45 10-12月期NZ就業者数
09:30 ジェファーソンFRB理事、講演
10:45 1月財新中国サービス業PMI
16:45 12月仏鉱工業生産
17:50 1月仏サービス業PM・改定値
17:55 1月独サービス業PM・改定値
18:00 1月ユーロ圏サービス業PM・改定値
18:30 1月英サービス業PM・改定値
19:00 12月ユーロ圏卸売物価指数
22:15 1月ADP全米雇用報告
22:30 12月カナダ貿易収支
22:30 12月米貿易収支
23:00 レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
23:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁、イベントに参加
23:45 1月米サービス業PM・改定値
24:00 1月米ISM非製造業指数
24:30 EIA週間原油在庫統計
28:30 グールズビー米シカゴ連銀総裁、講演
29:00 ボウマンFRB理事、講演

———–2/5きょうのひとこと———————-

世界ランク1位の米国と2位の中国による貿易戦争第2ラウンドのゴングが鳴りました。ただ、中国が繰り出した対米報復関税は対象品が絞られ、金額的にも140億ドル相当の比較的マイルドなものでした。そして、この対米関税が発動される10日までに米中首脳会談が行われる見通しとのことで、次は何が出てくるのか注目されます。ただ、ドル円については本筋の材料は関税ではなく米経済です。昨日のJOLTSに対する反応がそれを物語っており、きょうはADPとISM非製造業に注目しましょう。

本日もよろしくお願いします。