昨日のドル円相場ときょうのひとこと（3/7金）
トランプラリー振出しに戻る 米雇用統計の先行指標は軒並み悪化
———–3/6ドル円相場————————–
高い賃上げ要求で利上げ期待の円買いと米景気不安で147.306まで下落
OP148.736 HI149.331 LO147.306 CL147.981
———-3/6主な出来事—————————-
09:30 オーストラリア1月住宅建設許可件数 (前月比) +6.3％
前回+0.7％(1.7％)
予想+0.5％
09:30 オーストラリア1月貿易収支 56.20億豪ドル
前回50.85億豪ドル(49.24億豪ドル)
予想55.00億豪ドル
16:30 連合、25年春闘の賃上げ要求6.09％ 32年ぶり高水準
19:00 ユーロ圏1月小売売上高(前月比) -0.3％
前回-0.2％(0.0％)
予想+0.1％
21:30 アメリカ2月チャレンジャー人員削減数 17.20万人
前回4.98万人
22:15 ＥＣＢ、預金ファシリティ金利を2.75％から2.50％へ引き下げ
「金融政策は実質的に制約的ではなくなりつつある」
22:30 アメリカ1月貿易収支 -1314億ドル
前回-984億ドル(-981億ドル)
予想-1274億ドル
22:30 アメリカ前週分新規失業保険申請件数 22.1万件
前回24.2万件
予想23.5万件
22:45 ラガルドECB総裁
「ECBは事前にコミットしない、データを基に決定する」
「貿易政策の不確実性の高さが成長の足かせ」
「地政学的緊張が不確実性の大きな原因」
24:10 ラトニック米商務長官
「トランプ米大統領はUSMCAの全製品に対する関税を延期する可能性が高い」
25:31 トランプ米大統領
「メキシコに対する関税、USMCA準拠品は適用外」
「メキシコのUSMCA準拠品、4月2日まで関税免除」
29:30 ウォラーFRB理事
「3月利下げには賛成しないが、年2-3回の利下げ余地」
———-3/6株式・債券・商品———————-
日経平均 37704.93△286.69
豪ASX 8094.713▼46.400
上海総合 3381.098△39.133
英FT 8682.84▼73.00
独DAX 23419.48△338.45
NYダウ 42579.08▼412.86
日10年債利回り 1.541％△0.093
豪10年債利回り 4.4811％△0.1284
英10年債利回り 4.660％▼0.023
独10年債利回り 2.833％△0.040
米02年債利回り 3.9590％▼0.0374
米10年債利回り 4.2784％△0.0114
NY原油 66.36△0.05
NY金 2926.60△0.60
———–3/7注目材料————————–
＜国内＞
08:50 2月外貨準備高
＜海外＞
09:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁、講演
—– 2月中国貿易収支
16:00 1月独製造業新規受注
16:45 1月仏貿易収支/経常収支
18:30 ラガルドECB総裁、ナーゲル/クノット/パネッタ各中銀総裁、講演
19:00 10－12月期ユーロ圏GDP・確定値
21:00 2月メキシコ消費者物価指数
22:30 2月カナダ新規雇用者数
22:30 2月カナダ失業率
22:30 2月米非農業部門雇用者数
22:30 2月米失業率
22:30 2月米平均時給
24:15 ボウマンFRB理事、講演
24:45 センテノ・ポルトガル中銀総裁、カザークス・ラトビア中銀総裁、講演
24:45 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、講演
26:20 クーグラーFRB理事、講演
26:30 パウエルFRB議長、講演
29:00 1月米消費者信用残高
———–3/7きょうのひとこと———————-
ドルインデックス、米10年金利、米株（S＆P）は昨年11月上旬の水準に戻りました。これらはトランプ氏が米大統領選に勝利した後の上げ幅を全て吐き出し、トランプラリーが出発点に戻ってしまった格好です。そしてこのタイミング（絶妙というべきか・・・）で米雇用統計が発表されます。景気不透明感をさらに高めるのか、不安を払しょくするきっかけになるのか注目です。なお、米2月雇用統計の先行指標はほぼ悪化を示しています。
本日もよろしくお願いします。
