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1日のドル円相場ときょうのひとこと(11/4月)

ノイズ交じりの雇用統計より関心は米大統領選 支持率では再び「五分の勝負」に

———–11/1ドル円相場————————–

NFP大幅減でも東京安値151.780を維持 トランプ返り咲きを意識した米債売りで153.092へ反発

OP151.986 HI153.092  LO151.780 CL152.984

———-11/1主な出来事—————————-

09:30 オーストラリア7-9月期生産者物価指数(前年比) +3.9%
前回+4.8%

10:45 中国10月財新製造業PMI 50.3
前回49.3
予想49.7

21:30 アメリカ10月非農業部門雇用者数(NFP) +1.2万人
前回+25.4万人(22.3万人)
予想+10.0万人
21:30 アメリカ10月失業率 4.1%
前回4.1%
予想4.1%
21:30 アメリカ10月平均時給(前月比) +0.4%
前回+0.4%(0.3%)
予想+0.3%
21:30 アメリカ10月平均時給(前年比) +4.0%
前回+4.0%(3.9%)
予想+4.0%

23:00 アメリカ10月ISM製造業景況指数 46.5
前回47.2
予想47.6

23:00 アメリカ9月建設支出(前月比) +0.1%
前回-0.1%
予想0.0%

———-11/1株式・債券・商品———————-

日経平均 38053.67▼1027.58
豪ASX  8118.832▼41.197
上海総合 3272.014▼7.810
英FT   8177.15△67.05
独DAX  19254.97△177.43
NYダウ  42052.19△288.73

日10年債利回り 0.951%▼0.001
豪10年債利回り 4.5379%△0.0340
英10年債利回り 4.445%▼0.001
独10年債利回り 2.405%△0.016
米02年債利回り 4.2054%△0.0352
米10年債利回り 4.3836%△0.0993

NY原油 69.49△0.29
NY金  2749.20▼0.10

———–11/4注目材料————————–

<国内>文化の日の振替休日
なし

<海外>
16:00 10月トルコ消費者物価指数
17:50 10月仏製造業PMI・改定値
17:55 10月独製造業PMI・改定値
18:00 10月ユーロ圏製造業PMI・改定値
19:00 ナーゲル独連銀総裁、講演
22:00 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、講演
24:00 9月米製造業新規受注
27:00 米3年債入札

———–11/4きょうのひとこと———————-

1日のNY市場はノイズ(ハリケーン&ストライキ)混じりの雇用統計より、トランプ氏の大統領返り咲きを意識した展開となりました。雇用統計直後に4.22%まで低下していた米10年債利回りは、急速に切り返して約4カ月ぶりに4.38%まで上昇。トランプ氏が大統領選に勝てばインフレ再燃と財政悪化は必至との見方から金利は上昇地合い。つまり、債券売りのタイミングを窺う投資家が多い中で、雇用統計が絶好の売り場を提供した格好です。ドル円は10年債利回りと歩調を合わせる形で151.794円まで反落したのち153.092円まで反発するという展開でした。ただ、週明けのきょう4日はオープン直後からドル売りが優勢となっており、ドル円は152円台前半へ下落しています。週末のニュースを振り返ってみてもドル売りにつながりそうなものは特に見当たりません。強いて言えば、米大統領選に関する支持率調査でトランプ氏のリードがほぼなくなったことぐらいでしょうか。現地3日の時点で全米平均の支持率はトランプ氏48.5%、ハリス氏48.4%とほぼ五分。トランプ=ドル高に賭ける動きがやや後退していることが今朝のドル売りの背景なのかもしれません。

本日もよろしくお願いします。