昨日のドル円相場ときょうのひとこと(4/22火)

トランプ・ドル売りで140円の攻防へ カギの一つはユーロ円
———–4/21ドル円相場————————–
FRB独立性棄損のリスクで7カ月ぶり安値140.473
OP141.918 HI142.110 LO140.473 CL140.888

———-4/21主な出来事—————————-
06:21 トランプ米大統領
「為替操作は非関税措置の不正行為」
09:54 赤沢経済再生相
「安全保障の話があったかどうかについては回答を控える」
21:43 グールズビー米シカゴ連銀総裁
「短期的なインフレ期待は上昇しているが、長期的なインフレ期待は上昇していない」
「関税による生産性への影響を見極めたい」
22:50 トランプ米大統領
「Mr. Too Late(パウエルFRB議長)が今すぐ金利を引き下げなければ、経済は減速する可能性がある」
24:00 ダウ平均が1000ドル超下落
———-4/21株式・債券・商品———————-
日経平均 34279.92▼450.36
豪ASX —–
上海総合 3291.434△14.704
英FT —–
独DAX —–
NYダウ 38170.41▼971.82
日10年債利回り 1.285%▼0.008
豪10年債利回り —–
英10年債利回り —–
独10年債利回り —–
米02年債利回り 3.7623%▼0.0359
米10年債利回り 4.4106%△0.0857
NY原油 63.08▼1.60
NY金 3425.30▼96.90
———–4/22注目材料————————–
<国内>
なし
<海外>
07:45 3月NZ貿易収支
21:30 3月カナダ鉱工業製品価格
21:30 3月カナダ原料価格指数
22:00 ジェファーソンFRB副議長、講演
22:30 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
23:00 4月ユーロ圏消費者信頼感指数・速報値
23:00 4月米リッチモンド連銀製造業景気指数
23:00 ラガルドECB総裁、講演
26:00 米2年債入札
26:00 デギンドスECB副総裁、講演
26:40 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
27:30 バーキン米リッチモンド連銀総裁、講演
29:00 クノット・オランダ中銀総裁、講演
—– IMF/世銀春季会合(~26日)
———–4/22きょうのひとこと———————-
トランプ米大統領が口を開けばドルが売られる。そんな展開が続いています。関税による米景気悪化とFRBの独立性を巡るリスクがドル売り材料で、ドルを売る理由には事欠かないとの声も聞かれます。ドル/円は昨日、多くの市場参加者が気にしているチャートポイント、昨年9月安値の139.58円まで1円弱に迫る場面がありました。ユーロ円の底堅さ(リスクオフでも円が全面的に高いわけではない)がドル円の安値更新を踏みとどまらせているとも言えそうです。きょうはドル円の140円の攻防とともにユーロ円の動きに注目です。
本日もよろしくお願いします。