昨日のドル円相場ときょうのひとこと(11/27水)
ドルより強い円、リスクオフでは説明不能 円売り巻き戻し継続を警戒
———–11/26ドル円相場————————–
トランプ関税でドル高も対円ではドル買い続かず154.488で頭打ち
OP154.176 HI154.488 LO152.984 CL153.107
———-11/26主な出来事—————————-
08:35 トランプ氏、中国に10%の追加関税、メキシコとカナダに25%の関税
17:41 デギンドスECB副総裁
「景況感の悪化が現在の懸念材料」
「インフレ率は我々の目標に近づいている」
「基本シナリオ通りならば、利下げを継続する」
24:00 アメリカ10月新築住宅販売件数(年率換算) 61.0万件
前回73.8万件
予想72.5万件
24:00 アメリカ11月消費者信頼感指数 111.7
前回108.7(109.6)
予想111.8
28:00 FOMC議事録
「インフレが2%まで持続的に低下し続け、経済が最大雇用に近い状態を維持すれば、時間の経過とともに政策をより中立的に徐々に移行することが適切である可能性が高いと指摘」
「中立金利をめぐる不確実性により、緩やかな利下げが適切であると多くの参加者が指摘」
「ほぼすべての参加者は、委員会の雇用とインフレの目標を達成するリスクはほぼ均衡していることに同意」
09:38 バイデン米大統領、イスラエルとヒズボラの停戦合意を発表
———-11/26株式・債券・商品———————-
日経平均 38442.00▼338.14
豪ASX 8359.449▼58.188
上海総合 3259.757▼4.003
英FT 8258.61▼33.07
独DAX 19295.98▼109.22
NYダウ 44860.31△123.74
日10年債利回り 1.072%▼0.005
豪10年債利回り 4.4451%▼0.0386
英10年債利回り 4.353%△0.009
独10年債利回り 2.187%▼0.024
米02年債利回り 4.2561%▼0.0124
米10年債利回り 4.3062%△0.0331
NY原油 68.77▼0.17
NY金 2621.30△2.80
———–11/27注目材料————————–
<国内>
特になし
<海外>
09:30 10月豪消費者物価指数
10:00 RBNZ政策金利
11:00 オアRBNZ総裁、記者会見
18:30 12月独Gfk消費者信頼感指数
21:00 10月メキシコ貿易収支
22:30 7-9月期米GDP・改定値
22:30 7-9月期米個人消費・改定値
22:30 7-9月期米コアPCEデフレーター・改定値
22:30 10月米卸売在庫
22:30 10月米耐久財受注
22:30 米新規失業保険申請件数
23:45 11月米シカゴ購買部協会景気指数
24:00 10月米住宅販売保留指数
24:00 10月米個人消費支出(PCE)
24:00 10月米個人所得
24:00 10月米PCEデフレーター
24:30 EIA週間原油在庫統計
27:00 レーンECB専務理事兼チーフ・エコノミスト、講演
27:00 米7年債入札
———–11/27きょうのひとこと———————-
昨日は、トランプ次期米大統領が関税賦課を表明したメキシコペソやカナダドル、中国人民元の代替通貨である豪ドルが下落。これらの通貨を中心にドル高が進みましたが、そのドルを凌ぐ強さを見せたのが日本円で、ドル円は0.8%下落しました。安全通貨のスイスフランがドルに対してほぼ横ばいだったことを考えると、世界的な貿易摩擦を懸念したリスク回避の円買いとは説明しづらい動きでした。やはり、米国の感謝祭ウイークに入り円売りポジションを減らす動きが出ているのでしょう。米国は明日28日が感謝祭の祝日で、明後日29日も非公式ながらブラックフライデーの「ほぼ休日」です。つまりきょう27日はほとんどの米国勢にとって4連休前ということになります。ドル円はきょうも上値の重い展開が予想され、場合によっては152.00円付近を通る200日線に向かうことも考えらえます。
本日もよろしくお願いします。