総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/27火)

FOMCまで3週間、25bpか50bpか米労働関連データを注視

———–8/26ドル円相場————————–

前週末のFRB議長発言と中東緊迫化で143.444まで下落も、自律的に144.651まで反発

OP144.024 HI144.651  LO143.444 CL144.518

———-8/26主な出来事—————————-

17:00 ドイツ8月IFO企業景況感指数 86.6
前回87.0
予想86.0

21:30 アメリカ7月耐久財受注(前月比) +9.9%
前回-6.6%(-6.9%)
予想+4.2%
21:30 アメリカ7月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比) -0.2%
前回+0.5%(0.1%)
予想0.0%

21:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「利下げについて「試行錯誤」のアプローチ」

27:20 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「労働市場は完全に均衡している」
「9月の利下げを阻むようなことは考えにくい」
「政策を調整する時期が来ている」

———-8/26株式・債券・商品———————-

日経平均 38110.22▼254.05
豪ASX  8084.518▽60.603
上海総合 2855.520△1.153
英FT   —–
独DAX  18617.02▼16.08
NYダウ  41240.52△65.44

日10年債利回り 0.891%▼0.009
豪10年債利回り 3.8544%▼0.0647
英10年債利回り ——
独10年債利回り 2.248%△0.023
米02年債利回り 3.9358%△0.0205
米10年債利回り 3.8160%△0.0170

NY原油 77.42△2.59
NY金  2555.20△8.90

———–8/27注目材料———————

<国内>
なし

<海外>
15:00 9月独Gfk消費者信頼感指数
15:00 4-6月期独GDP・改定値
19:45 クノット・オランダ中銀総裁、講演
21:00 7月メキシコ貿易収支
22:00 6月米住宅価格指数
22:00 6月米ケース・シラー住宅価格指数
23:00 ナーゲル独連銀総裁、講演
23:00 8月米消費者信頼感指数
23:00 8月米リッチモンド連銀製造業景気指数
26:00 米財務省、2年債入札

———–8/27きょうのひとこと———————-

利下げは25か50か。FOMCまでの3週間、市場はこの問題に対する答えを探してさまようのでしょう。そしてその答えの最大の手掛かりとなるのは、来週6日の米8月雇用統計です。6日までに発表される労働関連のデータに目配りしつつ、雇用統計の結果をシミュレートすることになりそうです。なお、今夜発表される米8月消費者信頼感にも「雇用」に関する調査項目がいくつかあります。このところ「雇用は十分にある」との回答割合が5カ月連続で低下中の一方、「雇用は不十分」の割合が3カ月連続で上昇中です。また、「職探しが困難」との割合もじわりと上昇しています。

本日もよろしくお願いします。