総研ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(7/4木)

ユーロや豪ドルに対して円安が加速 米景気減速を示す指標でドル安も円はそれ以上に安くて当然との見方 

———–7/3ドル円相場————————–

161.949は38年ぶり高値 米ISM非製造業で160.774まで急落も円キャリ-のニーズで1円反発

OP161.451 HI161.949  LO160.774 CL161.704

———-7/3主な出来事—————————-

10:30 オーストラリア5月小売売上高(前月比) +0.6%
前回+0.1%
予想+0.2%

10:30 オーストラリア5月住宅建設許可件数 (前月比) +5.5%
前回-0.3%(1.9%)
予想+1.6%

10:45 中国6月財新サービス業PMI 51.2
前回54.0
予想53.4

16:55 ドイツ6月サービス業PMI改定値 53.1
前回53.5
予想53.5

17:00 ユーロ圏6月サービス業PMI改定値  52.8
前回52.6
予想52.6

17:30 イギリス6月サービス業PMI改定値  52.1
前回51.2
予想51.2

20:30 アメリカ6月チャレンジャー人員削減数(前年比) +19.8%
前回-20.3%

21:15 アメリカ6月ADP雇用統計 +15.0万人
前回+15.2万人(15.7万人)
予想+16.0万人

21:30 カナダ5月貿易収支 -19.3億カナダドル
前回-10.5億カナダドル(-13.2億カナダドル)
予想-12.0億カナダドル

21:30 アメリカ5月貿易収支 -751億ドル
前回-746億ドル(-745億ドル)
予想-762億ドル

21:30 アメリカ前週分新規失業保険申請件数 23.8万件
前回23.3万件(23.4万件)
予想23.5万件

23:00 アメリカ6月ISM非製造業景況指数 48.8
前回53.8
予想52.5

26:00 SP500とナスダック、史上最高値を更新

27:00 FOMC議事録
「インフレ率はまだ高いものの、この数カ月間は鈍化傾向に緩やかな進展があったとの認識で一致」
「インフレ率が予想より長く2%を上回るリスクがあると指摘する参加者も複数いた」
「全員が新たなデータが持続的に2%目標に向かうという自信を与えるまでは利下げが適切だと判断しないとの認識を共有」

———-7/3株式・債券・商品———————-

日経平均 40580.76△506.07
豪ASX  7739.876△21.707
上海総合 2982.375▼14.636
英FT   8171.12△49.92
独DAX  18374.53△210.47
NYダウ  39308.00▼23.85

日10年債利回り 1.101%△0.015
豪10年債利回り 4.4275%△0.0186
英10年債利回り 4.172%▼0.076
独10年債利回り 2.585%▼0.017
米02年債利回り 4.7059%▼0.0353
米10年債利回り 4.3587%▼0.0729

NY原油 88.88△1.07
NY金  2369.40△36.00

———–7/4注目材料—————————–—

<国内>
08:50 対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)

<海外>米独立記念日
10:30 5月豪貿易収支
14:45 6月スイス失業率
15:00 5月独製造業受注
15:30 6月スイス消費者物価指数
17:30 6月英建設業PMI
20:30 ECB理事会議事要旨(6月6日分)
23:15 チポローネECB専務理事、講演
—– 英総選挙

———–7/4きょうのひとこと———————-

今日はアメリカが独立記念日のお休みです。イギリスで総選挙が行われますが、与党保守党の敗北と労働党の政権奪回は織り込み済み。市場の関心はすでに明日の米6月雇用統計に向かっていることでしょう。ドル円はあまり大きく動かないとは思いますが、きょうもクロス円の動きには注目です。昨日のNY市場で見られた、米6月ISM非製造業景況指数の悪化を受けたドル/円の急落からの切り返しは、クロス円の上昇が主導しました。ドルが安くても円はそれ以上に安くて当然というのが市場の評価なのかもしれません。

本日もよろしくお願いします。